地域団体開催事例

東京都墨田区 一寺言問を防災のまちにする会

商店街に買い物に行ったついでに、防災プログラムを体験してみる。
そのような通りすがりの人でも気軽に参加できるようにと「イザ!カエルキャラバン!」を実施しているのが、東京都墨田区の地域住民によって結成された「一寺言問を防災のまちにする会(以下、一言会)」です。

一言会は1985年から地域の防災をテーマにまちづくりをしてきた組織で、2009年から毎年「イザ!カエルキャラバン!」を実施しており、開催目的の一つとして、「若い世代の防災活動への参加促進」を掲げています。

毎年小学校をメイン会場としていますが、2010年からは「開かれた場所での実施」を意識し、商店街の通り沿いにプログラムを分散配置して開催しています。誰もが目に見える場所での実施が宣伝効果を高め、初めての参加者を多く取り込んでいるそうです。

毎年テーマを決めて地域オリジナルのプログラムも実施するなど、リピーターも新規の参加者も共に楽しめるこのイベントは、2回目の2010年以降、毎年300~350名の子どもたちがつめかける恒例行事となっています。