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カエルキャラバン活動日記

KAERU CARAVAN’S ACTIVITY REPORT
2018.09.19

「親子でBOSAI夏祭り☆in阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)

2018年8月27日(月)、兵庫県西宮市にて「親子でBOSAI夏祭り☆」を開催され、夏休み終盤を迎えた、たくさんの小学生や幼稚園児のご家族にご参加して頂くことができました。

今回は各プログラムで貰えるスタンプラリーに参加し、防災クイズに正解するとゆめ・まちオリジナルグッズが貰えました。ご参加頂いたお子さんの中には景品獲得を目指して、何回も並び直して一生懸命、夢中になりながらプログラムに取り組んでいる姿も見ることができ、楽しく防災について学んでくれたのではと思います。

 

▶▶イベント概要◀◀

・日時|2018年8月27日(月)13:00~17:00
・場所|阪急西宮ガーデンズ 4Fスカイガーデン、4Fガーデンズホール、5Fスタジモにしのみや(兵庫県西宮市高松町14-2)
・参加|無料
・主催|阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト事務局(阪急阪神ホールディングス(株))
・企画・運営協力|NPO法人プラス・アーツ

 

▶▶実施プログラム◀◀

・水消火器で的当てゲーム
・ジャッキアップゲーム
・家具転倒防止間違い探し
・紙食器づくり
・防災人形劇「おたま劇場」
・防災おさらいクイズ

 

水消火器で的当てゲーム

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まずは火災が起きた時の対処方法をフリップを用いて説明し、その次に消火器の使い方をレクチャーします。

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いよいよ本番!
初めて使う消火器に緊張や興奮などいろいろな表情がありました。
しかし限られた時間内で全てのカエルをひっくり返すのは至難の業です。。。
中には何回も並び直してパーフェクトを狙うお子さんもいらっしゃいました。

 

ジャッキアップゲーム

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なまずの下敷きになったカエルを助けるためジャッキを使って、なまずを持ち上げます。

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なまずが持ち上がったらすかさずカエルを引っ張り、救出します。
助けるためには全員が協力しないとクリアできないため、お子さん達は力一杯カエルを引っ張っていました。

 

家具転倒防止間違い探し

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フリップを用いてどうしたら家具が転倒しないか学習しながらみんなで間違っている箇所を探しています。

 

紙食器づくり

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災害で食器が割れた時や、水道が止まって食器が洗えない時に、新聞紙や不要チラシを利用した簡易な食器をつくる方法を学んでいる様子です。食器の形を想像すると作り方は難しく思いますが、意外と簡単に作ることができます。

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上手に作れました。

 

防災人形劇「おたま劇場」

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お父さん「カエル」と息子「おたま」による人形劇を鑑賞しながら「避難リュック」の中に入れておくと良いグッズについて学びます。たくさんのお子さまに参加していただき大盛況でした。

 

防災おさらいクイズ

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各プログラムで勉強したことを振り返るクイズに正解すると景品がもらえます!

  • インターンシップの感想

今回、NPO法人プラス・アーツのインターンシップ生として「親子でBOSAI夏祭り☆」に参加し、いろいろな経験をさせて頂きました。いろいろ勉強させて頂いた中でも特に印象深かったことをいくつかピックアップしていき、感想とさせて頂きます。

まず驚いたのがイベント運営をサポートするボランティアの方が大勢参加していたことです。中には消防士や消防団で活躍されている人も参加されており、防災のスペシャリストが運営をサポートする体制がしっかりと築かれ、イベント参加者に対して楽しく、尚且つ専門的なノウハウを勉強できる素晴らしいイベントだと感じました。

次に勉強になったのがイベント会場の設営です。
今回、開催された「親子でBOSAI夏祭り☆」は、参加者の大多数が小さなお子さんだったため、会場設営は様々なところで工夫されていました。

「水消火器で的当てゲーム」では重たい消火器を持ちながら放水するため、的までの距離や放水時間はストップウォッチを使用しながら入念に調整しました。
防災人形劇「おたま劇場」では、舞台の前に座って鑑賞するため、子ども目線になりながらどの位置からも劇が見やすいように調整をしており、参加者の子どもにたいして100%楽しんでもらおうという思いが伝わってきました。その他にも、たくさんの参加者にできるだけ多くのプログラムを体験してもらうために、効率面を考慮し各ブースが配置され、スムーズな流れになるように工夫されていました。

最後にこのイベントを通して感じたことは、災害大国である日本に生まれたからには、幼い頃から防災知識を身に付け、災害発生時に知識を活かさないといけないということです。今回のイベントのように座学ではなく、幼い頃から体験型で学習することにより、自然に防災知識が身につくのではないかと思います。

イベントにご参加いただいた皆様、運営スタッフの皆さん、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

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