毎年恒例となっている「イザ！カエルキャラバン！合同研修会 in 神戸」
今年も兵庫県内はもちろん、広島県や愛知県など遠方からの方も含め、約90名の皆さまにご参加いただきました！

▲永田より「イザ！カエルキャラバン！」の概要や地域での実施例を紹介

◆実施概要
日時：6月8日（土）①10：00〜12：30 ②14：00〜16：30
場所：デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO)　303号室
講師：永田宏和（NPO法人プラス・アーツ理事長）
主催：NPO法人プラス・アーツ
後援：神戸市

◆講演・体験プログラム
講演：イザ！カエルキャラバン！概要説明、開催事例の紹介など
防災体験プログラム（全員参加）
1．神戸防災体操
2．シャッフル（スライドにて説明とクイズ）
3.かえっこバザール （講演中にプレゼン）
防災体験プログラム（下記より3個選択）
4．「ぼうさいまちがいさがし　きけんはっけん！」
5．毛布で担架タイムトライアル
6．防災カードゲーム「なまずの学校」
7．紙食器をつくろう
8．家具転倒防止間違い探し
9．ジャッキアップゲーム
10．工作プログラム（展示のみ）
11.マンション・シャッフル（展示のみ）
12.水害着せ替え人形（展示のみ）

プラス・アーツ理事長の永田による講演では、「イザ！カエルキャラバン！」のプログラム開発の経緯やレッドベアサバイバルキャンプの仕組みを昨年の開催事例踏まえながら総合的に紹介し、それぞれの地域特性に合わせたローカライズの考え方や方法などについてもお伝えしました。

防災に関して意識の高い方々にご参加頂いている、この一年に一度の合同研修会の機会に、昨年度からの新しい取り組みなどについてもお伝えしたいと考え「まちがえさがし　きけんはっけん！」や「マンションシャッフル」「防リーグ」など昨年新しくリリースされたコンテンツや開発中の企画などについて、紹介の時間を頂きました。盛りだくさんの内容となりましたが、ご参加の方々から「きけんはっけん！」などについて、後々多数のお声がけがあり、今後の開発に活かしていきたい貴重なご意見を頂戴しました。

研修会後半は、例年会場が熱気に包まれる防災体験ワークショップの実演タイム！
様々なプログラムを体験していただけるよう、6個の体験プログラム（その他展示のみのプログラムが3個）の中から3つを自由に選んで、実際に体験しながら各プログラムの意図や実施する上でのポイント、子どもたちに楽しんでもらいながら防災の知恵や技を伝えるコツやポイントなどを学んでいただきました。
プログラム一つ一つに真剣な眼差しで取り組んで頂き、地域に持ち帰って実施することを想定した実践的な質問を多く頂戴する中で、スタッフも沢山の気付きを得、大変充実した研修会となりました。

＜＜カエルキャラバンでお馴染みのプログラム＞＞

▲「助けて~！」の「神戸防災体操」をする参加者

▲紙食器づくりにチャレンジする参加者

▲シャッフル

▲毛布で担架タイムトライアル

▲なまずの学校

▲家具転倒防止間違い探し

▲ジャッキアップゲーム

▲かえっこバザール
例年沢山のお問い合わせを頂く「かえっこバザール」。今年度は講演の中で実演を交えながら一連の流れと実施のポイントをお伝えしました！

【参加者からの感想】
・自分が体験することで、自分でカエルキャラバンを行う際の注意点が見えた
・研修を受け、次に実際のイベントに参加者として参加すると一層勉強になると感じた
・こんな素晴らしい研修に参加したら、防災イベントに興味のない方でもやりたいと感じるのでは
・かえっこバザールがとてもよかった。　ぜひイベントを自主的に開催できるようになりたい
・今回の学びを周囲に話し、少しずつでも輪を広げていきたい
・地域の防災をどう広めていくかのヒントを沢山得られた。地域特性も考慮し、できることから実践したい

「イザ！カエルキャラバン！」の実践的なノウハウや地域の防災訓練への活用方法を知ってもらい、地域防災の担い手を育成することが本研修会の目的です。
今回の合同研修会を機に「イザ！カエルキャラバン！」の開催につながったり、学んだことを地域の防災訓練に取り入れて頂ければ嬉しく思います。
また、これをきっかけに、地域で毎年恒例となっている行事とのマッチングなど地域オリジナルのプログラムに発展し、地域防災力の向上、防災教育の輪が広がることを期待しております！